今回のマルカブログは『質屋ってご存知ですか???』をテーマにダラダラツラツラと。大阪・豊中の質屋マルカが日々の業務や雑感などを、気が向いたときに更新するゆる~いブログです。もしかしたら、お役に立つ情報があるかも!?

質屋マルカのブログ

質屋ってご存知ですか???

投稿日:2017/12/2
カテゴリ:質屋について

みなさま、こんにちは。
突然ですが、皆さん、質屋って何をするところか知ってますか?

質屋ってなに・・・
名前は聞いたことがあるけど・・・
ブランド品買い取ってくれるとこでしょ・・・

色々なお声が聞こえてきそうですが。
はい。

質屋は本当はお金を借りるところなんです。
え?そうなの!?という声もたくさん聞こえてきますが・・・。

銀行やクレジットカード・消費者金融でお金を借りると

一般的にお金を借りる場所で思いつくのは、銀行やクレジットカード・消費者金融でしょうか。

余談ですが、僕も長いこと一人暮らしをしてまして。
やべ、お金おろすの忘れた!土日祝やからATM開いてない!!そう、昔はATMは夕方5時で終わり、土日祝は開いてないという時代・・・これはピーンチ!!!そや!クレジットカードのキャッシング枠で1万円借りよ!という事がたびたびありました。クレジットカードがあってホント良かった。

銀行やクレジットカード・消費者金融などは、勤めている会社や勤続年数、年収、生活スタイルを見て「この人には○○円まで貸しても大丈夫だろう」ということを判断します。当然その人の借金状況(ローンの状況)も考慮し、それらを総合してお金を貸してくれます。つまり「個人の信用」、もっといえばその人の返済能力を調査した上でお金を貸してくれるのです。
住宅ローンやマイカーローンはもちろん、○○を買うためのローンもこれに該当します。
だから、収入が低い場合、自営業者や主婦、他から多く借り入れをしている人などはお金を借りることもあります(>_<)

もちろん、審査がありますので、個人情報はもちろん、勤め先の情報、源泉徴収票や様々な書類の提出が必要です。また、審査には時間がかかるため、その場ですぐにお金を借りることはできません。その代わり、高額な金額でも無担保で借りることができます。(もちろん高額な場合は、担保や保証人が必要な場合もあります)

信用を担保にお金を借りているので、もちろんお金は返さなければなりません。
返さなければ「お金返してよ!」という連絡もあります。

また、お金を借りた履歴はすべて貸金業者の間で共有されていて(いわゆるブラックリスト)、「いつどこかでお金を借りた」「いつ支払いが完了した」「延滞した、未払いがあった」などの情報が記録されており、お金を借りる際には必ずチェックされています。
延滞や未払いがあった場合は、信用のない人とみなされ、次からお金を借りることができなくなります。

ちなみに、最近問題になっているのが「スマホローン」と「総量規制」です。
スマホを買うときにみなさん2年分割などで支払うことはありますよね?だってスマホも高いですから。実はアレ、ドコモなどのスマホ会社との契約のようで、実態は普通にローンなんです。だから、スマホの代金の支払いを途中でやめちゃったりすると、ブラックリストに載っちゃうんです。
ブラックリストに載ると、他のローンが組めなかったり・・・気をつけなきゃ!です。

もう一つの問題、それは「総量規制」。
これは2010年に新たに決まった法律で、その人の年収の1/3以上の借金をすることはできない、というもの。(クレジットカードなどでの買い物、住宅ローンなどは省きます)
借りすぎによる個人破産などが問題になったことが背景に挙げられますが、銀行からの借り入れは総量規制の対象外だったため、今度は銀行が個人に積極的に融資することになりました。
その結果、やはり借りすぎなどの問題が発生し、最近は銀行も個人に貸しすぎないように自主規制を行っているようです。

質屋でお金を借りると

それに対して、質屋は「品物の価値」に対してお金を貸してくれます。
個人の信用の代わりに品物を見て「この品物は○○円の価値があるから○○円まで貸しても大丈夫だろう」という事を判断します。それがいわゆる「査定」という業務です。
品物を担保にするので個人の信用などは一切関係なく、その人の借り入れ状況なども関係はありません。

土地を担保にお金を借りる、ということと非常によく似ているのではないでしょうか。(質屋は家や土地などの不動産は取扱うことができません)
品物を担保にお金を借りているので、返さなければ品物は没収(流質)となります。
品物がなくなる代わりにお金は返す必要はないため、「お金返してよ!」という連絡は一切ありません。また、取引に際して個人の信用は一切関係ありませんので、利用履歴が他店と共有されたりブラックリストなどというものは存在しません。同時に、質屋は品物に価値があればいいので、借りる人の収入などは一切関係ないのが特徴です。つまり総量規制なども関係ありません。

もちろん、お金を返せば、品物は手元に戻ってきます。
そして品物の価値を判断する、ということが派生して不要になったものを処分する「買取」という業務も行うようになりました。

まとめると・・・こうなります!

銀行やクレジットカード・消費者金融などの貸金業は、個人の信用を担保にお金を借りることができ、必ず返さなければならない。
質屋は、品物を担保にお金を借りることができ、品物を手放せばお金を返さなくていい。

ちょっと雑でしょうか・・・
いずれにしても、双方にメリットはありますので、ケースバイケースで使い分ければいいのではないでしょうか。

長々お読みいただき、ありがとうございます。
雰囲気だけでもお分かりいただけたでしょうか。
それでは、今日はこの辺で・・・。

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